夫の人生は夫のもの

夫は、相変わらず日本での治療の時間を楽しんでいます。
今日は、抗がん剤の日でしたが、朝の血液検査も良好。
ただ、足のしびれがあるので、アブラキサンの量を少なめにしたようです。
そして、夜は、私の友達のお店に同級生と。
京都出身の彼女のお料理は、ほっこりする美味しさ。
きっと楽しく、美味しい夜を過ごしたはずです。

最初の頃は、少しでも長生きして欲しい!という気持ちが私に強く、
あれ食べないで、これ食べないで、あれ食べて、これ食べて、
あれ飲んで、あれ飲まないで・・・と、夫にやいの、やいの言ってしまっていました。
が、あるとき思ったのです。
あれダメ、これダメと言って、食べたい物も飲みたい物も食べず、飲まず、
それでいて、それでも命が短くなってしまったら?
または、食べたい物、飲みたい物も飲まず、やりたいこともせず、ただただ、命が長くなる
ことに意味があるのか?私は少しでも長くいたいけれど、果たしてそれが彼の人生にとって
良いことなのか?意味のあることなのか?
食べたい物を食べ、やりたいことしての短い命ならば、その方がずっと中身の濃い人生に
なるのでは?
夫の人生は夫のものなのだから、私が少しでも長く一緒にいたいからと、
やいのやいの言うのは、違うんじゃないか?と。
それは、私の満足でしかないんじゃないかと。
そこから、私は、夫に色々言うのをやめました。
夫が思うように過ごすことが一番だと思い。
すごく「俺流」なので、どきどきしながらの過ごしてはいますが。
ビールも飲むし、好きな物をたらふく食べちゃう。
やりたいことは、なんでもしちゃう。
ゴルフ2連ちゃんとかもこなしちゃう。
が、この「俺流」は今のところ成功していて、元気にしてくれているので、
このまま「俺流」で頑張って欲しいと思っています。


by SmileSkySea | 2017-10-30 22:56 | ひとりごと | Comments(0)

ブログ村の膵臓がんの方やご家族の方が書いているブログを読んでいると、
タイに住んでいる方を見つけました。
やっぱり、環境が近い感じだと親近感が湧きます。
私とは、役柄(夫と妻が逆)は違いますが、同じような境遇。
その方は、奥様が膵臓がんになり日本、旦那様がタイで暮らしいるとのこと。
私は、その逆。
でも、タイって言ってもなぁ、広いし、
私の住んでいるところはバンコクでもなければ、
他の地域の市内でもないしなぁと思いながら読んでいました。
そうすると・・・最近、「ボーイン」という地名が!
え?あれ?相当近い!
勝手にビックリしちゃいました。
そして、やっぱり、こういう境遇は、私だけではないんだなぁ、
私も頑張らないとと思いました。
今回は、用事があり、いつものサイクルより遅く戻る夫。
イコール、滞在期間が短くなる。
一緒に居られる時間が短いのは、寂しいけれど、
居られる時間を大切にしよう。
が、この居られる時間は、日常でもあるので、
にこにこ〜、だけで終わらないときも。
ま、それが日々を暮らすってそういうことですよね。



by SmileSkySea | 2017-10-25 23:37 | ひとりごと | Comments(1)

オペラ鑑賞

今日は、オペラ鑑賞してきたらしい。
まぁ、色々と動くんですよ、この空飛ぶオヤジ。
生はやっぱり良かった〜、って。
タイにいるときは、毎日7時に家を出て働いていますが、
日本では、ほぼ、治療のみ。なので、暇なんですよね。
病気になる前から、じっとしていられない性格。
とにかく、動いていたい人なので、病気になっても、
やること見つけて動いています。
それが良いのか?告知からもうすぐ7ヶ月ですが、
抗がん剤の副作用の足のしびれはあるものの、結構元気です。

by SmileSkySea | 2017-10-25 00:31 | 夫の日常 | Comments(0)

3年前、脳の大動脈瘤の手術もした夫。
タイで毎年ドックを受けていましたが、見逃されていました。
3年ぶりに日本のドックを受けたら異常が見つかり、
再検査したところ、脳に6ミリの大動脈瘤がありました。
6ミリと言えば、今この瞬間に破裂、くも膜下出血になっても
おかしくない大きさで、とにかく、破裂する前に手術できてラッキーな夫でした。
それも、知らずにスーパードクターにお世話になっていました。
日本でも3本の指に入る、カテーテルでの手術をしてくれるドクターだということが
手術後にわかりました。
夫は、高血圧も煩っているので、血管がぐにゅぐにゅと曲がっていて(普通の人の血管は真っすぐ)、
そこをカテーテルで目的の場所まで行くのはすごく大変で、
予定していた時間よりも大幅に手術時間が長くなり、心配しましたが、無事終了。
カテーテルでの脳の手術だったので、8日間の入院だけでした。
もう魔術師かと思いました。腿からカテーテルを入れて、それが脳まで行くなんて。
タイでは、まだカテーテルで手術ができるお医者様は1人もいないため、
脳を開けてクリップで留める手術しかないのが現状です。
それを考えると、日本で破裂前に手術ができた夫はラッキーでした。
そして、その翌年、念願のスイスとイタリア旅行にも2人で行けました。
(子供は両親が預かってくれました)
どっかーんとした病気になりますが、いつも、ラッキーが重なり、難を逃れてきた夫。
今度の的は、あまりにも最強なので、2人で一瞬ノックアウトされそうになりましたが、
なんとか逃げ延び、逃げ延びてる間に新しい治療法(治療薬など)が出て来ることを祈るのみです。


by SmileSkySea | 2017-10-24 20:50 | 夫の日常 | Comments(0)

ハイキング?登山?

今日は、夫が同級生に誘われハイキングだか?登山に出かける日。
普通のスニーカーしかないよ、って言ってあるからそんなに大変な
のじゃないらしい、と夫。
お天気もイマイチそうなので、雨が降っていたらやめてよねぇ、
月曜日の治療ができないと困るから、と伝えていましたが・・・
そんなの聞くわけもなく・・・
楽しそうな画像が送られてきました。
レインコート来て、標高2000mちょっとと書いてある看板の前での写真。
まぁ、ニコニコで楽しそう。
元気で登れたわけだし、免疫力もアップしてそうなので良しとしましょう。
4月に無治療なら3ヶ月の命と言われた人とは思えない元気ぶり。
抗がん剤の副作用が少ないのも、ラッキーだと思っています。


by SmileSkySea | 2017-10-21 21:57 | 夫の日常 | Comments(0)

はたと気づくと、家に籠ることが多く、
犬の散歩やら、最低限の外出はするものの・・・
引きこもる日々でした。
身体全身の痛み、頭痛が酷く、夜も眠れない。
(寝るけれども3〜4回起きてしまう)
整体やマッサージにも行ってみたものの、
その場しのぎで、すぐにまた痛くなる。
そして、痛いから、また引きこもり。
イライラも止まらない。
更年期がはじまっている感じなので、
ああ、ホルモンバランスも崩れているなぁという感じ。
子供たちも思春期で結構大変。
子供たちは、子供たちで父の病気やら、自分自身も身体が変わる時期な上に、
色々な気持ち抱えて暮らしているだろうに、
それを大きく包み込むこともできない。
せっかく夫が日本からタイに戻っているときも、
やっとこ面倒を見る感じになってしまっていました。
そして、また、その自分の情けなさに落ち込むという・・・
負の連鎖が止まらず、負のスパイラルから抜け出せず、
精神も身体もボロボロでした。
しばらく、そのボロボロの中にいたのですが、
そのボロボロの中にいることも嫌で、嫌で、
とにかく、これでは、いけない!抜け出そう!
そこで、思いついたのが、動かなきゃ!運動しよう!
ということで、夫に相談もせずジムに入会。
動きはじめたら、夜も目覚めず朝まで眠れるように。
気持ちは、まだゆれゆれですが、すこーしは改善された気がします。
これから、夫は、もっと私を必要とするはず。
その時に元気な自分でいないといけないので、
運動続けて心身共に健康な自分になるよう頑張ってみようと思います。



by SmileSkySea | 2017-10-20 09:21 | 自分メンテ | Comments(2)

痛いのが苦手

夫は、痛いのが苦手で、痛みが来る事だけが恐怖だと言っています。
夫は、生まれてこのかた、頭痛というものを経験したことがありません。
インフルエンザにもかかったことがありません。(あの節々の痛みを経験したことがない)
タイに住んで7年の間に食中毒も、たったの1回。それも、一晩で回復。
私は、ひどい頭痛持ちで、頭痛のせいで吐き気やめまいなども起こします。
タイに移住して以来、食中毒で3回も入院、内1回は腸内出血のひどいものまで経験して、
あまりの痛さと出血に、ああ、私、ここで死ぬのかもなぁと思ったくらい。

そんななので、痛みの経験の絶対値が低い彼は、本当に、痛みに慣れていない。
それが普通の痛みよりも酷いという癌の痛みに対する恐怖は半端ないのです。

そこで、最初の頃、先生に、
「痛みっていつ頃から出ますかね?痛みだけには弱いんですよ」
とお尋ねしてみたところ、さらりと、
「痛みないんですか?不思議だなぁ、痛みあってもおかしくないくらい
なんですけどもね。ほんとにないんですよね?良かったですね」
と言われて、がーん。
普通、この感じ、この大きさだと痛みがあって当たり前だということがわかりました。
幸いにも、4月からもうすぐ7ヶ月経ちますが痛みはありません。
神様に感謝です。


by SmileSkySea | 2017-10-19 01:11 | 症状 | Comments(2)

せっせと冬支度

1年中夏のタイにいると冬物はいらないので、
冬物は日本のストーレージに仕舞ってあります。
(家は貸してしまっている為)
昨日、そのストーレージに冬物を探しに行った夫。
セーターやらコートやらを出してきたようです。
ストーレージは、私の実家の近くにあり、父が鍵を管理しているので、
鍵を取りがてら、私の弟(弟は家業を継いでいます)を誘いイタリアンランチにでかけ、
スパゲッティランチ(サラダ、スパゲッティ、メイン)を食べた、というLINEが。
体重落ちることも、食欲落ちることもなく、元気に抗がん剤治療のための日本滞在を
自分なりに楽しんでいるようです。
元気いっぱいですから、抗がん剤治療の日も病院からそのまま銀座に出かけたり、
毎日動き回っています。元気なので、人ごみに行く時もマスクなどもしませんし、
飛行機に乗ってるときもしません。咳してる人がいるな、ってときだけ、
一応マスクは携帯していてするんだそうです。それ以外は、しない!と。
ウィルスは目に見えないので、せめて電車は人ごみに出るときはマスクして欲しいのですが・・・
人の言うことを聞く人ではないので(独自のやり方があるらしいです)、これは諦めてます。
風邪などひきませんように。



by SmileSkySea | 2017-10-18 10:19 | 夫の日常 | Comments(0)

夫の病気が発覚してから最初の3ヶ月くらいは、毎日ふとした瞬間に涙が出てしまうという日々でした。
今は、少しづつ状況を受け入れられているのと、想像していたよりも夫が元気なので、少し安心し、
毎日泣くということはなくなっています。
ただ、夜、犬を1人で散歩させているときなど、どうにも抑えられない、
なんとも表現できない気持ちになり、涙が出てきてしまいまったりします。
今は日本に行っているだけだけども、待っても、待っても、帰ってこない日が来てしまうのか?
考えただけで、怖く、切なく・・・夜はダメですね。
不思議と朝のお散歩のときには、そういう気持ちになったことはありません。
太陽の力ってすごい。
とにかく、子供が高校を卒業するまでは、自分に何があってもここで暮らしなさいというのが彼の意思です。
その意思を尊重したいものの・・・この異国に取り残され、私だけで子供と犬を育てていくのは、
とても、とても、不安がいっぱいで、みんなをどうやって守りきれるのか?そんなことを考えると
眠れなくなってしまいます。


by SmileSkySea | 2017-10-17 23:37 | ひとりごと | Comments(0)

私たちはタイに暮らして7年目。
夫はタイが大好きなので、とにかくタイの暮らしを失いたくない。
そこで、行ったり来たりしながらも、タイでの治療も考え、色々とリサーチしました。
そこでわかったのが、道がないわけではない。
アブラキサンとジェムザールもないわけじゃない。
が、高い!とにかく、自由診療しかない国なので、費用が莫大。
大使館の医務官の方がとても親切でご相談しているのですが、
彼女がタイの3大病院に聞いてくれたものの、先生方に、日本での治療をおすすめします、と
言われてしまった、と。医療器具やらなんやらは一流なのですが、緩和治療などはなく、
酷くなったら普通病棟には入れられないのでICUに入るシステムであり、
その費用は1日30万円ちょっと。支払いトラブルも多いらしく、その為、1日ごとの支払いで、
支払いができないとなると、酷い状態でも出されます、と。
それに、タイのお金持ちなどは日本で治療しています、やっぱり、日本の方が医療がすすんでいるので、と。
それを聞いた夫は、まずは、日本とタイを行き来しての治療とすることを納得してくれました。
なので、1週間に1度、月曜日に抗がん剤治療を3回し、最後の回の翌日である火曜日にタイに戻り、
お休みの週にタイ、次の周期がはじまる前日の日曜日に日本に戻るというサイクルをはじめました。
ただ、最後はタイで死にたいなぁ、お金かかっても・・・とポツンとつぶやいていました。
私は、どうしてあげられるのか?今から考えていますが、家族も親族もいないここで、
どこまでしてあげられるのか?また、一番近い病院までも30キロ。色々なシチュエーションを考えたらキリがありません・・・。

カフェオレさんのブログに「ご報告」という文字・・・心臓がまた飛び出そうに。悲しいし、会った事も無い方なのに寂しい気分です。


by SmileSkySea | 2017-10-17 12:16 | タイ | Comments(0)